『悪の教典』を見てきました

 公開2,3週目になるのかな。平日の昼にMOVIXさいたまで見ました。レディースデイだからなのか女性客ばっかりで、時間帯を考えると客は入ってましたね。主演の海猿の人が結構裸になってたからそれ目当てってのもあったのかもしれない。監督が監督だしエログロバイオレンス映画なんだろうなーと思って見に来たのでこの客層は意外でした。でもよく考えてみると、告白のときも女の人ばっかりだったからむしろこういうのは女性向けなのかもしれないな。

 映画の感想としては、期待以上に派手にヤッてくれるシーンが多かったですねえ。主演の人はハマリ役でした。松田龍平がこの役だったらまあこういう事態になってもおかしくないなと思ってしまうんですがw 海猿の人だと映画前半のような好青年の印象が強いので後半のバイオレンス展開とのギャップが激しかったです。
 先生はインパクトがあった反面、生徒の面々は誰が誰だかよくわからないまま殺されていった感じなので印象薄くて感情移入しにくかったなあ。もっとも最初の頃は1人1人几帳面にリストを潰していくけど、途中から荒っぽくなっていくからこのくらいの希薄さが丁度のいいのかもしれない。
 先生は先生で動機の部分がよくわからないのと、一応伏線張ってあるとはいえあのオチはちょっと物足りないなあ。心理描写の物足りない部分は小説読んで補ってくださいってことなんでしょうねえ。

 総じて見てる間は面白かったです。特に事件当日までの流れは徐々にサスペンスが盛り上がっていく感じで雰囲気ありました。告白もそうだったけど、邦画でこういう展開が許容出来るのって学園ものくらいだよなあ。リアルからは飛躍してるんだけど学校という閉鎖空間だからこそ成り立つというか。R15なんでTVじゃそのまま流せないでしょうからこういうのは映画向きですなあ。



 貴志祐介の小説は辛口な評価多いなあ。ドラマしか見てないけど鍵のかかった部屋の原作シリーズも同じようなこと書かれてたし。新世界より読んだらなんとなく好き嫌い分かれそうだなあとは思いましたが。